イランのライシ大統領が外交関係の正常化で合意したサウジアラビアを近く訪問するとみられることがわかりました。

イランの国営メディアは19日、ライシ大統領がサウジアラビアのサルマン国王から招待状を受け取り、訪問を受諾したと報じました。

両国は2016年以降、断交していましたが、今月10日、中国の仲介で外交関係を正常化させることで合意。関係改善によって、両国の代理戦争の様相を呈するイエメン内戦で情勢を好転させられるかが焦点となっています。

首脳会談が行われれば、イエメンなど中東地域の緊張緩和のほか、関係改善に向けたさまざまな議題について協議が行われることが期待されます。