2018年7月の西日本豪雨で甚大な被害を受けた愛媛県宇和島市吉田町に、災害の記憶を後世につなぐ石碑が建立されました。

宇和島市吉田町の吉田伊達広場で19日、遺族や岡原市長らが参加して石碑の除幕式が行われました。

石碑には、2018年7月の集中豪雨によって市内で浸水被害や土砂崩れが多発し、関連死を含め13人が死亡したことが記されている他、この場所がどこまで水に浸かったのか分かるよう台座に印が付けられています。

参加者は、碑に献花を行って防災への決意を新たにしていました。

この石碑は、国土地理院の「自然災害伝承碑」として登録され、来月から地理院地図に表示される予定です。