桜が開花した17日、門出を迎えたのが、高知工科大学の卒業生たちです。卒業式は4年ぶりに保護者も参加可能になり、みんなで喜びを分かち合いました。

去年に続き、屋外の広場で行われた高知工科大学の卒業式。スーツや袴に身を包んだ学生たちが集まりました。今年大学では修士、博士課程含め合わせて582人が卒業しました。今年はマスクの着用は義務付けられていないほか、4年ぶりに保護者の参加も可能に。時折小雨が降るなか卒業生や保護者が門出の喜びを分かち合っていました。

(大学院を卒業・愛媛出身)
「楽しい6年間を過ごすことができた。高知の人はお酒が強くて大変だったんですけど、僕もそのおかげで強くなれたのでよかったです。東京でエンジニアをします」

「好みが似てて…うれしいちょっとはずかしい」
「学園祭とかけっこう楽しんだ。1年はコロナをぎりぎり免れた」
「県内の税理士事務所で働きます」
「高知市役所で4月から勤務が決まっているので、職場の人も地域の人もみんな笑顔にできるような職員として働きたい」

県内の大学の卒業式は、県立大学は20日に、高知大学は23日に予定されています。