青森県八戸市の病院で発生した傷害致死事件で、死亡した男性患者が入院していた病棟の出入り口は常に施錠されているため同じ病棟の関係者による犯行の可能性が高いことが警察への取材でわかりました。

この事件は3月12日の午後11時45分ごろ、八戸市小中野1丁目のみちのく記念病院で精神科病棟に入院していた高橋生悦さん73歳が病室のベッドで頭や顔から血を流しているのが見つかり翌日死亡が確認されました。高橋さんはほかの患者3人と4人部屋に入院していて、これまでの捜査で高橋さんが使っていたベッドの周辺以外では血痕は見つかっていないことがわかっています。


また高橋さんが入院していた病棟の出入り口は常に施錠されていて、同じ病棟の関係者による犯行の可能性が高いことが警察への取材でわかりました。これまでのところ凶器などは見つかっておらず、警察は引き続き入院患者や職員に話を聴くなどして捜査を進めています。
















