16日の愛媛県内は雲の多い空模様だったものの、各地で気温が上がり4~5月並みの暖かさとなりました。
こうした中、松山のサクラの標本木には変化があったのでしょうか。

厚い雲の隙間から時おり日差しの暖かさを感じられた、松山市内。

道後公園にあるソメイヨシノの標本木では、16日も気象台の職員がつぼみの状態を確かめていました。

亀山俊二調査官
「まだ一輪も咲いていないという感じだが、順調にはいっているのかなと考えている」

16日も開花とはなりませんでした。

標本木のこちらのつぼみ、14日と比べてみると…。

この3日間で撮影したつぼみがこちら。
ほんの少しずつ先端が膨らみ始めていて、色も濃いピンクからサクラの花びらを思わせる淡い桜色に近づいているのが分かります。

園内にはサクラの開花を待ちわびる人の姿も見られました。

訪れた人
「楽しみですね。花の時期になると気持ちも和やかになって」

16日の県内は各地で気温が上がり、日中の最高気温は松山で21.1℃、大洲で23.3℃、四国中央で20℃など、4月上旬から5月中旬並みの暖かさとなりました。

民間の気象会社ウェザーマップでは、松山のサクラの開花について平年より6日早い18日と予想しています。