沖縄県の玉城(たまき)デニー知事が、長野市の松代大本営地下壕を視察しました。

きのう15日、長野県との連携協定を結んだ沖縄県の玉城知事はけさ、戦時中に建設が進められた長野市松代町の地下壕を訪れました。

沖縄県では、太平洋戦争末期の沖縄戦で首里城に造られた陸軍司令部の地下壕の一部を整備して、2026年度までに一般公開する予定です。
松代への訪問は地下壕の公開の様子を視察するのが目的で、玉城知事は時折足を止めて写真を撮影しながら、担当者に地下壕が建設された経緯などを熱心に聞いていました。

(玉城知事)「戦争の実相と教訓を伝えていくために何ができるのかを考えながら見させていただいた」
沖縄県では安全を十分に確保しながら、松代大本営を参考に壕の整備を進めたいとしています。