移動時間だけで22時間かかっていましたが、青森でドライバーを交代し2人で配達する「バトンリレー方式」をとることで1人当たり約10時間の削減になります。

こうした対応で時間外労働の月平均が50時間前後となってはいますが、運転手にとっては、収入の減少につながります。

※ドライバー(歴約20年ほど)「収入的にはかなり少なくなるのかなと思っている。年も年なので次の仕事を探すのもかなり大変なのでまだ辞めることは考えていない」

国内のシンクタンク=野村総研は、人口減少で運転手不足が加速して2030年には全国で約35%の荷物が運べなくなり、特に東北や四国などの地方部でひっ迫すると試算しています。