3年後の完成を予定している岡山市役所の新しい庁舎の建設工事に向けて、きょう(15日)安全祈願祭が行われました。

新しい庁舎の建設工事開始を前に行われた安全祈願祭です。

新しい庁舎は、現在の庁舎の南側に建設され、地上17階、地下2階、延べ床面積は約5万6000平方メートルとなる予定です。

現在の庁舎は完成から55年が経過し、老朽化による耐震性能の不足など、様々な課題を抱えていて、新しい庁舎の建設は防災拠点としての機能の強化などを目的としています。

(大森雅夫 岡山市長)「市民の利便性が向上するような庁舎になるとともに、いざ、地震・洪水といったときに防災拠点になれるような庁舎にしていきたい」

総事業費は、約299億円を見込んでいて、3年後の2026年5月末に完成する予定です。