今年6月、ふるさと納税制度の対象から除外された岡山県吉備中央町は、除外に至った原因などを検証する委員会を設置しました。

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吉備中央町ふるさと納税検証会の委員には、町議会議員や農業に関する有識者など5人が選ばれました。町は返礼品のコメを生産者から仕入れる際、調達費用として買い取り代金に奨励金を上乗せしていました。

これが国の基準である「調達費用は寄付額の3割以下」に違反するとして、今年6月から2年間制度の対象から除外されています。1回目の会議では、町から委員にこれまでの経緯などが説明されました。

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(山本雅則 吉備中央町長)
「2年後にしっかりとこの制度にのるためにも、見直すべき点は見直してしっかりとした考えの中で前に進めていきたい」

検証会では今後、除外に至った原因などを分析し、今年度中に再発防止策を町長に提言するとしています。