「復興後押ししたい」福島の魚扱う鮮魚店も懸念
一方、東京都内にある鮮魚店では…。
サカナバッカ・木下太志さん「本日入っている福島の魚はこちらですね。ヒラメ、白メバル、ヒイカ。これは昨日と今日入荷したものです。鮮度抜群」
4年前から常磐ものを仕入れている、こちらの店舗。
慎重な議論を重ねた上で、販売に踏み切りました。

サカナバッカ・木下太志さん「社内のメンバーできちんと産地へ直接行って、そこでの検査体制を自分たちの目で見て、きちんと正しい知識を得た上で、データ上、安全かということで、取り扱いを始めた経緯がある」
「首都圏に販路を広げ、復興を後押ししたい」
その思いで販売を続けていますが、処理水については…。
Q.万が一風評被害が起きてしまって、食べてもらえない買ってもらえないとなってしまったら…。
サカナバッカ・木下太志さん「さすがに売れ行きが悪くなると、やはり扱う量は減らさざるを得ないかもしれない」
そうならないためにも、木下さんは、国に対してより一層の説明を求めています。
サカナバッカ・木下太志さん「自分たちで敢えて見に行かないと知ることができないことが多いと思うので、興味ある方、興味ない方、まんべんなく最低限正しい知識が届くようになればいい」