中国政府はきょうから、観光ビザの発給を3年ぶりに再開しました。ただ、日本人が15日以内の短期滞在に限り、ビザが免除される措置は、停止したままです。

中国政府はゼロコロナ政策の終了後、段階的にビジネスなどのビザの発給を再開してきましたが、きょうから観光ビザの発給も再開しました。

ただ、日本人の多くが旅行や出張などで利用してきた15日以内の短期滞在に限り、ビザが免除される措置については再開が見送られています。このため、中国への観光が本格的に再開するのはまだ先になる見通しです。

中国政府としてはビザの発給を拡大することで海外との往来を活発にし、経済の活性化につなげたい考えです。