2月、大分県内のホテルや旅館を利用した宿泊者数は外国人観光客が大幅に回復し、去年の1.8倍に増加しました。

県の観光統計調査によりますと、2月県内のホテルや旅館を利用した宿泊者数は30万9000人余りで、去年2月と比べ14万人以上増加しました。30万人を超えるのは7か月連続で、コロナ禍前の2019年2月と比べ8割程度まで回復しています。

年明けから県内でも新型コロナの感染が拡大したものの、全国旅行支援の継続などで国内客が前年から9万人増加したほか、入国制限の緩和により外国人客も前の年から5万人近く増えています。

出発地別では韓国からが3万7000人余りと最も多く、台湾や香港と続く一方で、中国からの客はコロナ禍前の1割にも達していません。