岡山県は、都道府県では初となる「勤務間インターバル宣言」を発表しました。一日の仕事を終え、次の日に出勤するまでの休息時間を11時間確保し、職員のワークライフバランスの確保を心掛けようという取り組みです。

(伊原木隆太岡山県知事)「職員の11時間のインターバル確保に向けて取り組みます」

勤務間インターバル宣言は、退勤してから出勤するまでの間隔を11時間確保して、組織の生産性の向上を図ろうというものです。岡山県庁では、今年1月の時間外労働は延べ9879件あり、このうち13%が11時間のインターバルを確保できていなかったということです。

(伊原木隆太・岡山県知事)「自分の健康が守られながらいい仕事ができているというのがいい職場なので、さらなる改善をしていきたい」

岡山県は、行政が率先して実践していくことで県内に取り組みが波及できればとしています。