ウクライナと隣接する旧ソ連構成国のモルドバで12日、エネルギー価格の高騰に抗議する野党支持者ら数千人がデモを行い、親欧米のサンドゥ政権の退陣などを求めました。
地元メディアなどによりますと、モルドバの首都キシナウで行われた抗議デモは親ロシア派野党の呼びかけのもと数千人が参加し、3か月分のガス代や電気代を政府が負担するよう要求しました。
デモ参加者らは親欧米のサンドゥ政権の退陣などを求めていて、一部が警官隊と衝突し、これまでに50人以上が刃物などを所持していたとして拘束されています。
モルドバ東部には親ロシア派支配地域「沿ドニエストル共和国」があり、ロシア軍が駐留するなどロシアが強い影響力を持っています。
サンドゥ大統領は先月、ロシアがモルドバの政権転覆を企てていると公表。今回の抗議デモについて、モルドバ当局は「ロシアの情報機関がデモを通じ、不安定化を図っている」と警戒しています。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









