愛媛県教育委員会は、県立学校の再編について最終計画を取りまとめました。
当初、伊予高校との統合を示していた松山南高校砥部分校については、新たに「ゲームクリエーションコース」を設けるなどし、存続することになりました。

愛媛県教育委員会は13日、臨時の会議を開き、事務局が当初のものに変更を加えた県立学校の再編案について示しました。

このうち2026年度に伊予高校との統合を示していた松山南高校砥部分校については、2025年度から新たにデザイン科へ仮称「ゲームクリエーションコース」を設け、存続することになりました。

しかし志願者の増加が見込まれない場合などは、2028年度から2032年度に伊予高校との統合について、改めて検討していくということです。

このほか、小松・東予・丹原を2校に統合する案については仮称「西条産業科学高校」に設置予定だった商業科を、進学に特化した総合学科にするほか、校名を仮称「西条総合科学高校」に変更するということです。

また、大洲高校と大洲農業高校との統合については、当初より1年延期し、2026年度となるほか、大洲高校肱川分校の募集停止については当分の間、延期する方針に切り替えました。

これらの案については、臨時会で採決が行われた結果、全会一致で承認されています。