熊本県の阿蘇・草千里(くさせんり)を象徴する乗馬クラブの馬たちが今シーズンの営業にむけて草原に帰ってきました。

3月13日、冬場を畜舎で過ごした乗馬クラブの馬11頭がトラックで連れて来られると、さっそく草千里の広い草原に放されました。

馬が草千里に戻るのは約3か月ぶりで、全身で喜びを表すように草原を駆け回り、ホームグラウンドを満喫しているようでした。

草千里の観光を象徴する乗馬クラブは、冬場を除く3月から11月ごろ営業しています。

阿蘇草千里乗馬クラブ 末藤吉一 社長
「久しぶりに広々とした所に来て、毎年のことですけど元気がいいですね。これからも阿蘇のためにもこの風景を守っていきたいと思います」

2週間前に野焼きが行われ「黒い草原」となっている草千里は、4月ごろから「緑の草原」へと徐々に変わっていきます。乗馬クラブは3月14から今シーズンの営業を始める予定です。