最大震度6強を観測した長野県北部地震から12年が経ち、栄村は地域の振興が課題となっています。

震度6強の地震から12年が経った栄村。

道路や建物の表立った傷跡はなくなりましたが、被災した住民の記憶はいまも鮮明なままです。男性「何が起こったかわからなかったサッシがみんな外れて戸が倒れて歩ける状態じゃなかった」

2011年3月12日の午前3時59分ごろ発生した県北部地震で、栄村は震度6強を観測。

202棟の住宅が全半壊し、災害関連死で3人が亡くなりました。

実家の両親が被災「ふるさとがなくなるのは寂しい」

村の人口は12年前のおよそ3分の2の1600人ほどに減っていて、コミュニティの維持や村の振興が課題となっています。