およそ2万2千人の犠牲者を出した戦後最大の自然災害、東日本大震災からきょうで12年。
金沢市内では震災の避難者や学生らが復興を祈る集いを開き、被災地に黙とうを捧げました。
金沢市内で開かれた「3.11を祈るつどい」
金沢大学のボランティアサークル「ボラさぽ」や東日本大震災の北陸3県への避難者とその応援者でつくる「11の会」のメンバーら約30人が参加しました。
つどいでは災害から避難してきた人への協力や地域とのつながりの大切さについて議論し、避難者らが震災当時の経験談を語りました。
東日本大震災で福島から避難・11の会 森島幹博共同代表「海岸沿いの道には船が打ち上げられていたり、陸橋がかかっている道路は陸橋が落ちていてバーストした車が道の脇に放置されていた」
参加者らは避難者の経験談を静かに聞きながら、災害時の共助の役割について理解を深めていました。