発生3日後、被災地へ
2011年3月11日。国内では史上最大となるマグニチュード9.0を記録する東日本大震災が発生しました。この震災による死者は1万5900人。行方不明者は2500人を超えます。発生から3日後、県内の消防士で作る「県緊急消防援助隊」は、宮城県石巻市へ向かいました。竹田さんは、その一員でした。

竹田さん
「石巻市の雄勝という地区に行って、捜索と救助活動を行いました」

石巻市では最大震度6強を観測。押し寄せた津波の高さは11メートルとされる場所もあり、3000人以上が亡くなりました。現地で見たのは、想像を絶する光景でした。
竹田さん
「8メートルくらいの木の枝に打ち上げられた、そういう状態だったんですよ。女性、高齢の女性だった」














