愛媛県松山市の松山東雲女子大学と短期大学で10日、卒業式が行われ、300人あまりが学び舎を巣立ちました。

 松山東雲女子大学と短期大学のあわせて311人が卒業式に臨み、中ではまず、各学科の代表に卒業証書と学位記が授与されました。
 そして、高橋圭三学長が「常に情熱を持ち続け、なりたい自分を追求してほしい」とはなむけの言葉を送ったのに対し、卒業生を代表し樽茶実侑さんが答辞を述べました。

(卒業生代表・樽茶実侑さん)
「思うように大学生活が送れず不安なことも辛かったこともたくさんありましたが、コロナ禍を乗り越え支え合い、学んでこられたことを自信にしてこれからの人生を歩んでいきます」

 新型コロナ対策として学歌の斉唱は行われなかったものの、晴れ着に身を包んだ卒業生たちは晴れやかな表情で式に臨んでいました。

(卒業生)「2年生の時からコロナ禍になってなかなか友人と会う機会がなかったがそこでオンラインなどで話すことで、人とのつながりを実感することができました」
(卒業生)「内定先が百貨店なのでそこでいろいろなお客さんと関わって、関わる人をさらに豊かに笑顔にできる人になりたい」