北九州市八幡西区にある「長崎街道木屋瀬宿記念館」の駐車場のフェンスが、何者かによって壊されていたことがわかりました。


◆市が22年前に建設
北九州市八幡西区にある「長崎街道木屋瀬宿記念館」は、江戸時代に宿場町として栄えた当時の町並みを残そうと、市が22年前に建設しました。歴史資料を展示する史料館と芝居小屋風の小ホールからなっています。


◆フェンスが壊される
市によりますと、今月6日の朝、記念館から約300メートル離れた駐車場入り口のフェンスが、基礎部分から掘り起こされ傾いているのを、近くの住民が見つけたということです。現場近くには、ショベルが落ちていました。
被害額は約7万4000円で、市は8日に警察に被害届を提出しています。今後は、夜間の駐車場入り口の封鎖や、周辺住民への情報提供の呼びかけなどを行っていくということです。