WBC=ワールドベースボールクラシックは、いよいよ日本の侍ジャパンが、中国との初戦を迎えます。
長野県内からは、中野市出身で横浜DeNAベイスターズの牧秀悟(まき・しゅうご)選手が代表入り。
牧選手の背中を追う後輩や、食で支えてきた飲食店もエールを送っています。
中学生20人が在籍する長野市の「長野若穂リトルシニア」は、牧選手が中学生時代にプレーしていた硬式野球チームです。

シーズンオフに牧選手が練習に訪れたこともあり、日の丸を背負って戦う大先輩は、子どもたちにとっても身近な存在です。
(滝沢銀(たきざわ・ぎん)主将・中学2年)
「体もすごく大きかったのでパワーもすごいなと思った。若穂シニア出身ということで嬉しかった」
(4番の渡辺絢真(わたなべ・けんしん)選手・中学2年)
「侍ジャパンという日本を背負う場所で結構緊張すると思うけど、日本を勝たせる選手になってほしいと思います」
WBCで期待されるのが、日本チームの活躍と、野球界の盛り上がりです。
全国の野球チームに所属する小学生はこの10年で3割以上減少しました。
牧選手も指導した滝沢栄(たきざわ・しげる)監督は、子どもたちに夢を与える活躍をしてほしいと期待を寄せています。
(滝沢栄(たきざわ・しげる)監督)
「特に少年野球の小学生の野球人口がかなり減っていて、当然中学の野球では取り合いになっている」「日本中でサッカーと同じように盛り上がって、野球人口が増えてくれれば本当にありがたい」