3月8日は「国際女性デー」です。黄色いミモザの花がシンボルとなっていて、都内のイベントは夏木マリさんが黄色の靴で登場。「自分らしく輝きたいって思いがあれば一歩は動き出せる」と語りました。ドン・キホーテの運営会社では今月から「低用量ピル」の費用を福利厚生の制度で補助します。女性が働きやすくなる取り組みも始まっています。
生理休暇「実際には使いづらい」 企業や社会が女性活躍に向けてできることは?

3月8日、都内で行われた「国際女性デー」のイベント「HAPPY WOMAN FESTA 2023」は黄色に彩られました。
ビデオメッセージを送った岸田総理のネクタイは黄色。同じくビデオでメッセージを送った小池都知事のスカーフも黄色です。
黄色い靴でイベントに登場した夏木マリさん。女性の力で持続可能な社会作りに貢献したとして表彰されました。
女性活躍の先輩として、こんなメッセージも・・・

夏木マリさん
「自分らしく輝きたいという思いは誰でも持っていると思う。その気持ちがあれば一歩動けると思う。色々事情はあると思いますけども。その中でも一歩でも半歩でも動いてみるとか行動してみるとか、本を読むことも一歩だし」
女性活躍を後押しする動きも出ています。
ドン・キホーテの運営会社(PPIH)では、3月から新たな福利厚生の制度として「低用量ピル」の費用を補助する取り組みを始めました。
「低用量ピル」は月経に伴う体調不良の改善に効果があるとされています。
社員「副作用の吐き気とかって、だいたいどのくらい続くものなんでしょうか?」
医師「飲み始めの最初の1週間で(吐き気が)出てくる方が多い」

PPIHの社内アンケートでは女性従業員の約4分の1が生理を理由に会社を休んだことがあると答えたそうです。
生理休暇は「実際には使いづらい」という声もあり、利用率は低かったそうです。
PPIH 担当者
「生理で本来の自分の能力を発揮できないのであれば、そこをフォローすることでいつも通り働いて、能力を発揮できるというのが一番企業にとっても、嬉しいことだと思っています」
女性を後押しする動きは他にも・・・