企業でインターンシップを経験した高校生が、学んだ成果をまとめ、会社に提言を行いました。

長野県上田市の日置電機で開かれた長野日大高校の生徒による提言の発表会。

この会社では 、協定をもとに1年生5人が1月末から5日間インターンシップを行い、そこで学んだ成果を岡澤尊宏社長などにプレゼンしました。

テーマはサステナビリティ=持続可能な社会の実現で、井川結斗(いがわ・ゆいと)さんは、世界の人口が急増する中、食糧問題を解決する必要があると訴えました。


(井川さん)
「2054年には3分の1が昆虫を食べることによってタンパク質を摂取しなければならない。私はとても虫が嫌いなので食べるということは忌むといいますか…」

井川さんが出した答えは、苗の植え付けから収穫、出荷まで、全自動で農作物を生産するロボットの開発です。

遊休農地の活用や飢餓の解消にもつながると強調し、会社からは「実現のために何を学ぶべきか考え、やりたいことからやってみるのもいい」とアドバイスがありました。

長野日大と日置電機は、今後もインターンシップを続けていきたいとしています。