ティムラズ・レジャバ 氏の投稿
「弟と街を歩いていたら、声をかけられました。決まりの文句 Youは何しに日本へ? と聞かれたため、国家機密ですとお答えしました」

時にユーモアたっぷりの日本語の投稿が人気で、ツイッターをフォローしている人は20万人を超えています。

ヨーロッパとアジアを結ぶ交易や交通の要所として多様な民族や宗教が入り混じるジョージア。およそ70年間、旧ソ連を構成する共和国となった歴史もあります。さらに2008年には国境を接するロシアが国内の軍事衝突に介入したことをきっかけに戦争になりました。現在のウクライナの状況には、国民が特別な感情を持っているといいます。

駐日ジョージア大使 ティムラズ・レジャバ 氏
「ジョージアは国として決して大きな国ではないですけど、長い歴史の中で培ってきた経験がございます。そういう経験を活かして、平和の実現に貢献していきたい、そういう思いが国民も国全体にしてもあるんじゃないかなと思います」

不安定な国際情勢の中、5月に開かれる広島サミットに、レジャバ大使は大きな期待を寄せているといいます。

ティムラズ・レジャバ 氏
「率直に言って、それが今後の国際情勢を大きく、いい、ポジティブな影響を与えてほしいと願うとともに、広島にはそういう可能性があると、わたしは期待をしております」

レジャバ大使は、「平和の大切さが再認識されている中、さらに一歩踏み込んだ形で成果の多い話し合いをすることで、5月の広島というものを歴史に刻んでほしい」と話していました。