春を通り越して、初夏の暑さです。8日は本州の南の海上に中心を持つ高気圧に覆われて、山陰各地でも気温が上昇しました。

20度を超える所が続出し、ほとんどの観測点で今年最高を観測。鳥取砂丘では、砂の表面温度が45度になりました。

齊尾和之 記者

「日差しの降り注ぐきょうの鳥取砂丘。上着を着ての観光は汗ばみそうな、そんな陽気です」

雲ひとつない青空が広がった鳥取砂丘(鳥取県鳥取市)。


手元の温度計は24度近くにまで上昇し、砂の表面温度を測ってみると、なんと45度に達していました。

観光客は上着を脱いだり、日傘などで暑さ対策。なかには流れ出る汗を、たまらず拭く人の姿も見られました。

千葉県からの観光客

「きのうと比べて、きょうの方が全然暑いですね。ここ、特に暑いですね、砂が」

神奈川県からの観光客

「地元と比べると朝が寒いので、厚着してきたんですが、だんだん体温が上がってきました…」

Q額の汗結構すごいですよ、にじんでいますよ

「はい、あとで着替えます」

各地の最高気温は、鳥取23.1度、米子21.1度、松江19.5度など、鳥取・島根のほとんどの観測点で今年最高を記録。

5月中旬並みの気温となる所もあり、春を通り越して、初夏の暑さとなりました。

気温の高い状態は9日も続きそうです。