新幹線"遅れ対策"最先端新システム導入へ
「コムトラック」による高密度な列車ダイヤの管理などを行っている一方、どういった遅延対策が講じられているのでしょうか?詳しくみていきます。

熊崎風斗キャスター:
東海道・山陽新幹線は1日約320本ほどが運行していますが、現在、東海道新幹線ではその中で新たな運行システムの導入を進めています。現状、それから最新のものを比較をしてみていきます。
<現状>
到着列車が遅れると、ポイントの切り替えなども発生するので出発列車も待機→後続に波及し、遅延列車がどんどん増える
<最新>
渋滞しないように出発列車を"優先"する→複数の列車の遅延を抑制することで全体のダメージを少なくする
これが遅延を長引かせない「新・進路制御システム」になっていくということで、これがもう既に変わっているということです。
ホラン千秋キャスター:
遅延することはあっても他の列車は遅延しないようになっていたんですね。
熊崎キャスター:
実はもう切り替わっていたということで。このアップデートは働く運転士さんにとってはどうか?元新幹線運転士のスタッフに聞きました。

元新幹線運転士NEWS23福岡プロデューサー「遅延の発生をいかに減らせるかが今の鉄道会社の使命。運行システム改修でダイヤ乱れが少なくなれば、運転手は安全運行に集中できる」