宮崎県内で水揚げされる旬の味覚、初かつおを全国にPRしようと、かつおシーズン到来の宣言が行われました。
近海カツオ一本釣りの漁獲量、日本一を誇る日南市では「かつおめし」がお得な値段で味わえるフェアが開かれています。

(宣言)「宮崎県かつおシーズンの到来をここに宣言いたします」

全国の産地に先駆けて初かつおの季節がやってきたことを広くPRしようと、毎年実施されている「宮崎初かつおフェア」。

宮崎市中央卸売市場には関係者およそ50人が集まり、初かつおの季節の到来を祝いました。

今年は、例年よりひと月ほど水揚げが始まるのが遅く、味は例年通りのおいしさです。

(三浦功将キャスターが試食)
「いただきま~す。う~ん。初かつおといえど、程よく脂も乗っていて、食感ももっちりしていて、さっぱりしておいしい」

7日は、日南市の目井津港で水揚げされたかつおが、平年並みとなる1キロあたり1300円で取り引きされました。

(宮崎魚市場 黒木佑幸常務取締役)
「本当においしい初かつおがいよいよあがり始めて楽しみにしている。宮崎のかつおを待ち遠しいと思っている方もいるので、いい魚を全国に届けられたらと思う」

こうした中、近海カツオ一本釣りの漁獲量、日本一を誇る日南市では、「南郷かつおめしフェア」が今月1日から始まりました。

このフェアは日南市南郷町の5か所の飲食店で開かれ、地元で水揚げされた新鮮な初カツオを使った「かつおめし」を550円で味わうことができます。

(訪れた人)
「日本有数の産地というだけあって、やっぱりよそとは違うおいしさがしました」「おいしいですよ魚が新鮮」
「美味しいかったです。また食べたいです」

「南郷かつおめしフェア」は今月31日まで開かれています。