2022年、運航が休止された天竜川の舟下りが、4月から本格的に再開されるのを前に、新たな運営会社と消防による水難救助訓練が行われました。

飯田市で行われた訓練は、川下りの舟が天竜川の中州に座礁し、乗船客がけがをしたとの想定です。

救助船が座礁した舟に近づいて、乗客を助ける方法や応急手当の手順を確認しました。

訓練には、2022年に舟下り事業を引き継いだ「南信州リゾート」と、飯田広域消防の関係者およそ30人が参加し、お互いの連携についても確認していました。

(南信州リゾート・白澤裕次社長)「いろんなところで『頑張ってほしい』という声をいただいてますので、安全と安心を確保しながら、皆さんのご期待に応えるように、精一杯取り組んで参りたいと思っています」

「天竜舟下り」は新たに「天竜川和船下り」として、3月下旬から予約の受け付けを開始し、4月15日からの本格的な運航再開に向けて準備を進めます。