長崎県の高総体で14連覇中の女子柔道部の強豪校で、顧問による体罰が行われていたことがわかりました。

体罰が明らかになったのは、長崎県立長崎明誠高校で女子柔道部の顧問を務める40代の男性教諭です。

県教委などによりますと、男性教諭は2022年4月から2023年1月にかけて、部員5人に対し「消えろ」「クズ」といった暴言や、平手で頬を叩くなどの体罰を行っていたということです。

今月卒業した部員の保護者から県教委に相談があり発覚。

男性教諭は「指導で何度言っても伝わらず感情的になって手を上げた。反省している」と話しているということです。

男性教諭は過去にもこの学校で、当時の生徒2人を平手で叩き、県教委から指導を受けていたということです。

長崎明誠高校では「生徒や保護者の皆様に対して心からお詫び申し上げます。これまでの指導のあり方を十分に検証・反省し信頼回復に努めていきたい」とコメントしています。