6月の青森県知事選で自民党青森県連が自主投票にする方針を示したことを受け、推薦願を提出していた小野寺晃彦氏と、宮下宗一郎氏が選挙戦に向けた思いをあらためて述べました。
自民党県連は5日開いた総務会で推薦願を提出していた青森市長の小野寺晃彦氏と、前のむつ市長の宮下宗一郎氏について両者ともに推薦せず、自主投票とすることを決めました。
小野寺氏は一度は県連の推薦候補として提案されながらも対応を一転された形での結論となったことについて謙虚に受け止めると述べました。
※青森市長 小野寺晃彦氏
「党の判断なので、謙虚に受け止めさせていただきたい。青森市でできたこと、やってきたことをお届けしていく。そのためのプロセス、財源も含めてしっかりと責任ある形で責任ある県政を政策として示していく方向性はまったくぶれることはありません」
一方、3月3日にむつ市長を辞職した宮下宗一郎氏は今後、いずれの政党に対しても推薦願を出さずに選挙戦へ臨む考えを示しました。
※前むつ市長 宮下宗一郎氏
「組織での戦いができなくなりましたので、非常に私自身、追い込まれた感じはありますけど、このさい、県民党・県民第1党を立ち上げる意気込みで、これから活動を開始し、県民主体の政治、これをしっかりと実現してまいりたい」
青森県知事選は5月18日告示、6月4日投開票が行われます。