海上自衛隊岩国航空基地の第31航空群が編成されて今年で50周年を迎え、4日、記念の式典が行われました。

第31航空群は、1973年、岩国航空基地に編成されました。
主な任務は周辺海域の警戒監視や情報収集、飛行艇による洋上の捜索救難で、ここの部隊だけが任務遂行できるオンリーワンの部隊として知られています。

式典では現在の群司令、平木拓宏・海将補が中国や北朝鮮の軍事行動など日本を取り巻く安全保障環境に触れ、日米同盟や即応態勢における第31航空群の役割の重要性を強調しました。

海上自衛隊第31航空群司令 平木拓宏・海将補
「力による一方的な現状変更の試みや法の支配への挑戦を抑止し、各種事態に適切に対応するため、持続力とスピード感を持って海上防衛力の抜本的強化を図っていくところであります」

岩国市出身で元海上幕僚長の山村浩さんの講演も行われました。