3月3日は桃の節句・ひな祭り。ひな祭りも地域によって違いがあるって知ってましたか?
ひなあられにも関東と関西で味に違いがあるようです。

各地で久々の“ひな祭り” 地域によって違いが…

山内あゆキャスター:
コロナ禍で自粛も多かったひな祭りのイベントですが、2023年は各地で行うことができたようです。

ひな祭りと言えば定番なのは、ひな人形、ちらし寿司、ひなあられ、ひし餅などがありますが、いろいろ調べてみたところ、地域によって大きな差があることがわかりました。

実は…関東「あまい」関西「しょっぱい」

まずは「ひなあられ」です。
色とりどりのひなあられと、おかきのようなひなあられ。どちらの方が自分のイメージに合っていますか?

ひなあられは、関東と関西で違うということです。
色とりどりのひなあられが関東。おかきのようなひなあられが関西なのです。

関東風は、お米を爆ぜたポン菓子。米粒大になっていて、たまに大きいサイズがあるのが嬉しかったですよね。お砂糖などで味付けしてあるので「甘い」のが特徴です。

一方で、関西風はお餅から出来たいわゆる「おかき」なのです。直径は約1センチくらいと大きめで、醤油や塩などで味付けしてあるので「しょっぱい」のが定番ということでした。

こうなると一体どこに境界線があるのか気になりますよね。
2018年2月27日~28日にウェザーニュースが全国9498人に行った調査によると、

▼甘い・しょっぱい(混合)
岐阜・滋賀・三重・和歌山・奈良・大阪・京都・兵庫・岡山・広島・島根・徳島・大分

▼甘い
上記府県以外の都道府県

※各都道府県の割合が高い回答で色分け

おかきのひなあられには、甘いものが混ざっているところも多いそうです。

見ていくと、東日本はほとんど「甘い」ひなあられ。境界と見える愛知は、今回のデータでは「甘い」でした。岐阜を見ていくと、「甘い」と「しょっぱい」が混ざっています。

滋賀や京都など関西地方は「しょっぱい」。四国や九州は「甘い」の県もあれば「しょっぱい」の県もあります。

ホランキャスター:
南に行くとまた「甘い」が多いんですね。

山内キャスター:
この調査はどちらが多いかで決めているので、アンケートを取った人にもよるのかもしれません。なので、多分四国や九州の人は「うちは違う」とかおっしゃっている方がいそうですね。