山形県最上町の児童が、町を盛り上げようと、赤倉温泉のプロデュース案を自分たちで考えました。地域の良さに気付く、良いきっかけになったようです。
最上町立向町小学校の6年生は、今年度、地域を知るために赤倉地区について学習を重ねてきました。

2日は、その集大成。
地区の観光の目玉・赤倉温泉を盛り上げるためのプロデュース案を町の人たちに発表です。

児童「オリジナルスイーツの開発。温泉を活用したバナナの栽培、une(うね)を活用し、赤倉を盛り上げようと考えました」
2日は、町の観光交流施設を生かしたものや、赤倉温泉を温泉リゾートにリニューアルするなど、具体的なアイデアも発表されました。
一方で、ゲームキャラクターのカプセルトイを設置するという案には、大人からこんな意見が…。
参加者「グッズを仕入れて売ったときの利益を考えてレンタル料を定義する、その辺はどうなのかな?」
厳しい声にも聞こえますが、子どもたちの町を思う真剣な提案に、本気で向き合うからこそ出てくる意見です。

地域の人「子どもたちならではの夢のあるプランがたくさん出てきて希望が見えてきたというかがんばらなきゃいけないという気持ちになりました」
児童「ちょっとダメな部分もあったけど案外しっかりできたので、良いと思います」

児童「今回の赤倉の計画案を通して赤倉のことをもっと好きになりました」

大人も、児童たちも、同じ目線で赤倉地区を考えることで、より地区の魅力を知る良い機会になったようでした。














