もうひとつは道路の雪をとかすアイテム。大雪での道路の立ち往生を防ごうと、試験的に導入されました。


国土交通省金沢河川国道事務所が、津幡町の国道8号の間でおよそ70メートルにわたって設置していました。

どれだけ雪を融かす効果があるのでしょうか。雪だるまを2つ用意しました。


赤い目の雪だるまを持って装置の下立ってみて10分間、どのように変化をするのか。

青は装置とは離れた場所で持っていましたが、比べてみると…

10分後の雪だるま 赤は少し小さくなった?


わずかに赤が小さくなっているかなと感じたのですが、はっきりとわかるぐらいではありませんでした。

道路の雪にあたるのは遠赤外線ですが、これが雪に含まれる分子を振動させて、熱エネルギーを引き起こすことによって融かしていくしくみです。


国土交通省金沢河川国道事務所に聞きますと、雪だるまも1時間あれば消えていくのではとの見立てでした。

2月28日でいったん運用は終了し、効果について細かな分析をし実用化を検討していくことになります。