宮崎を代表する果物、露地ものの日向夏の販売が、2日、全国の市場で解禁され、宮崎市で初競りが行われました。

宮崎市中央卸売市場で行われた初競りでは、宮崎市や綾町などで生産された露地ものの日向夏およそ1.2トンが出荷され次々と競り落とされました。

2日の初競りでは、1箱2.5キロで、去年の2倍にあたる3000円の最高値がつきました。

露地ものの日向夏はハウスものに比べて白皮が厚く甘みが強いのが特徴です。

(宮崎県果樹振興協議会日向夏部会 外山清一 副部会長)
「災害などいろいろと多かったが、きょうの日が迎えられて、また思った以上に高値で販売されてうれしく思う。本当にたくさんの方々県内外問わず食べてもらいたい」

JA宮崎経済連によりますと、露地ものの日向夏の収穫は5月まで続きおよそ200トンの出荷を見込んでいるということです。