今年度いっぱいで閉校する宮城県大崎市の古川西中学校で2日、最後の卒業式が行われました。卒業生たちが、3年間の思い出を胸に学び舎を巣立ちました。

大崎市立古川西中学校で行われた卒業式では、合わせて45人が卒業の春を迎えました。

式では、卒業生ひとりひとりに卒業証書が手渡されたあと、笹川清治校長が「自分の良さを生かし志を胸に歩み続けてください」とはなむけの言葉を贈りました。

これに応え、卒業生代表の結城和実さんが答辞を述べました。

卒業生代表 結城和実さん:
「どんな時でも私たちは、古川西中での学びや思い出を胸に未来に向かって歩んでいきます」

古川西中学校は、今年度いっぱいで48年の歴史に幕を下ろし、4月から周辺の4つの小学校と統合して、大崎市初の義務教育学校「古川西小中学校」となります。

卒業生:
「いろいろな制限がある中で、自分たちができる行事などを精一杯やってきて充実した3年間だった」
「いままでの思い出を振り返りながら大事にしていきたい」

県内ほとんどの中学校では3月8日から10日に卒業式が行われます。