帰還困難区域が残る福島県双葉町と大熊町は、先に除染を進めた「復興拠点」以外で来年度、先行して除染を行う3つの地区を明らかにしました。
これは1日、双葉町と大熊町が明らかにしたもので、来年度、帰還困難区域で除染が始まる見通しになったのは、双葉町は、JR双葉駅に近い三字行政区と下長塚行政区の一部。そして、大熊町では常磐道の大熊インターチェンジに近い下野上地区の一部です。
政府は優先して除染を進めた「特定復興再生拠点区域」以外で避難指示が残る、いわゆる「拠点外」の地域の一部を「特定帰還居住区域」に定めて、来年度から先行して除染を進めることにしています。
3つの地区ではあわせて665世帯1758人が住民登録していて、希望する住民の帰還に向けて除染が進められます。














