アメリカや中国、ロシアなどが出席するG20=主要20か国の外相会合は2日から実質的な討議が始まりますが、議長国インドはウクライナ侵攻をめぐり、「今は戦争の時代ではなく、対話と外交が進む道だ」との立場を強調しています。
インド外務省は1日の会見で、モディ首相がロシアによるウクライナ侵攻後、プーチン大統領と会談した際に表明した「今は戦争の時代ではない」という立場に言及、「対話と外交が進む道だ」と強調しました。一方、共同声明が発表できるかは「事前には判断できない」としています。
2日から実質的な討議が始まりますが、これに先立ち、インドのジャイシャンカル外相はロシアのラブロフ外相と会談しています。
一方、ラブロフ氏は現地でトルコの外相とも会談するなど、外交的孤立の回避を図るとともに、「一方的な制裁など、新植民地主義的なやり方に一貫して反対する」と欧米の対ロ制裁をあらためて批判しました。
今回の会合では、世界的問題であるエネルギーや食料の安定確保なども議題となる予定で、独自の外交方針で欧米諸国と一線を画すインドが各国の意見の調整役となれるのか注目されます。
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