ドラマ『君の花になる』に出演するなど、注目を浴びる宮城出身の若手俳優・宮世琉弥さんが、東日本大震災での体験について、テレビで初めて語りました。

宮世さんは12年前、東松島市の小学1年生。母親が運転する車ごと、津波に流されました。



宮世琉弥さん「全てが変わった日かなと思います」

以来ほとんど現場を訪れたことはありませんでしたが、3月11日(土)に放送される、震災12年の特番『Nスタスペシャルいのち』に出演するにあたって断片的な記憶を元に現場を歩き、自分のいのちがどのようにして守られたのかを確かめました。

当時目にした光景を思い出して、宮世さんは…

宮世琉弥さん「悲しいし、悔しいし、すごく色んな感情が…わいてきますね」

「自分のいのちがどうして助かったのか。知れば知るほど、“いのち”について考えさせられることになった」という宮世さん。11日午後の特番では、石巻から生中継で思いを伝えます。