先月27日から28日にかけて全国各地で流れ星の中でも極めて明るい「火球」が観測されました。愛媛県内でも夜空を流れる光の目撃情報が相次いでいます。

夜空から落下する白い光。途中、光が強くなっています。これは先月27日午後6時50分ごろ、砥部町内を走る車のドライブレコーダーが捉えた火球の映像です。

動画の提供者は28日も松山市内で火球を見たといいます。
火球は流れ星の中でも極めて明るく、数センチから数十センチの大きな流れ星が大気に突入したときに観測されるもので、先月27日から28日にかけて、全国各地で目撃情報が相次ぎました。

松山空港に設置したあいテレビの情報カメラでも、27日、西の空を流れる火球を確認できました。

久万高原天体観測館によりますと県内で火球が見られるのは年に数回程度だということで、「貴重な機会を楽しんでほしい」と話していました。