航空機の表面に「リブレット」と呼ばれるサメ肌のような微細な溝を塗装方法を工夫するなどして施すことにより、燃費を改善する技術の実用化にめどがたったとして、JAXA・宇宙航空研究開発機構とJAL・日本航空などがきょう、報道陣に公開しました。
リブレットとは、水の抵抗が軽減されるサメの肌の形状をヒントに考案された微細な溝構造です。髪の毛の太さ程度の溝を機体に施せば、飛行時に空気の流れがよくなって抵抗が減り燃費が向上します。
これまでもシールで貼り付けるといった技術はありましたが、今回、塗装方法を工夫したり、レーザー加工技術を使って塗膜に直接リブレットを作る2つの新しい技術について、耐久試験などを経て実用化のめどがたったということで報道陣に公開されました。JALでは従来の方法と比べて、重量の軽減や耐久性の向上が期待できるとしています。(塗装方法の工夫:オーウエル株式会社、レーザー加工技術:ニコン)
JAXAの試算によりますと、機体全体にリブレットを施せば燃費が最大で2%向上するということで、CO2に換算すると「羽田―ロンドン」片道のフライトで7トンのCO2が削減できる計算となります。
現在は2機の機体の胴体下部に局所的にリブレットが施されている段階ですが、JALなどでは今後、大きな面積にリブレットを施してCO2削減につなげていく方針です。
注目の記事
遺族が写真を公開した理由 運転手は“ながらスマホ”を言い逃れ… スマホの分析結果示され「TikTok」見ていたと認める 新名神の6人死亡事故【遺族側コメント全文】

中東情勢「さぬきうどん」の店にも影響じわり 豪州産小麦の収穫量が...気を揉む店主ら「早めに手を打たないと」【香川】

なぜ学校の天井は「虫食いのような模様」なの?半世紀以上も日本の建築を支える “ジプトーン” 素材に隠された機能性とは

ワイン入り段ボールをヘリから投下!爆破! 地方の段ボール企業が異色の動画公開「可能性知ってほしい」 ナフサショック機に緩衝材の発信も強化 富山

「エンジンルームに何かいる」ボンネットを開けてのぞいてみると、つぶらな瞳が…「車は使いません」

使える金は「実質増えている」日銀・黒田東彦前総裁が語る日本経済の今 円安進行の背景に“高市総理の発言”指摘 消費税減税には疑問【サンデーモーニング・風をよむ】









