2月28日、各地の自治体のマイナンバー申請の窓口が混雑しました。インターネットの申請は、申請が多く待ち時間が発生。スタッフが見た時はおよそ74分待ちでした。またポイントの申し込みは5月末まで延長となっています。スタジオで詳しく見ていきます。

マイナカード“駆け込み”申請 窓口4時間待ちも…

井上貴博キャスター:
元々、期限は周知されていたのであとは自己責任という形になると思いますが、そもそもマイナポイントは税金ですので期限を設けること自体どうなんだという疑問は残りそうです。

2月28日、各地の自治体のマイナンバー申請の窓口が混雑しました。

・東京・板橋区役所 申請最大4時間待ち

・名古屋市・熱田区役所
例年、転入届けなどで窓口は混雑する時期ですが、マイナカード申請と重なり、職員がトイレや休憩ができない事態に

・インターネットの申請
申請が多く待ち時間が発生。案内までの目安時間は約74分と表示されています。

期限を設けるからこそ、一時的に集中してコストもかかるという裏返しのことが起きました。

2月26日時点で、申請件数が9085万件、全人口に対する割合は約72.2%となった、マイナンバーカード。

マイナポイント第2弾では
・新規取得で 最大5000円分
・健康保険証 紐付けで 7500円分
・公金受取口座 紐付けで 7500円分

最大で2万円分のポイントが受け取れます。

総務省「3月1日まで申請延長」 混乱する人も

最大2万円分のポイントが付与されるマイナンバーカードの申請は2月28日まででしたが、さきほど、総務省は申請が殺到しているため一部、3月1日まで申請を延長しました。ポイントの申し込みは、5月末まで延長となっています。

このあたり、少しややこしい部分もあって混乱したという方もいます。

市役所に駆け込んだ人
「ポイント申請が2月いっぱいまでと聞き、急いでカードを受け取りに来た」
ポイントは5月末まで申請可能

市役所に駆け込んだ人
「カードの受け取り期限が2月末までと聞いて…」
受け取りの期限は特になし