最大2万円分のマイナポイントの対象となるマイナンバーカード。申請期限が当初28日まででしたが、総務省は急きょ3月1日まで延長すると発表しました。山陰両県の窓口も駆け込み申請をする人で混雑し、鳥取市役所では受付2時間半待ちの場面もありましたが、一方で待ち時間がほとんどなかったという市役所もありました。なぜなのでしょうか。

木谷茂樹 記者

「マイナポイントが受け取れるカードの申請はきょうが最後ということで、窓口の待ち時間は1時間となっています」


最大2万円分のポイントが付与される「マイナポイント第2弾」。

松江市 マイナンバーカード交付促進室 仲田雅彦 室長

「きのうも1日でマイナポイントの相談・申請・交付で本庁とイオンの窓口あわせて550人程度の市民が来ました」

島根県松江市内のショッピングセンターにある市の窓口は駆け込み申請をする人で混雑し、午前中は最大1時間待ちになっていました。

申請した人

「ポイント付与がもう終わりだよってギリギリ。28日終了だよって言われて飛んできました」

「保険証とか銀行もですか、紐づけが良いかなと思って。間に合いました、おかげさまで」


市によると1月末時点で、申請率は72.1パーセントと、全国平均をおよそ4ポイント上回る状況だということです。

松江市 マイナンバーカード交付促進室 仲田雅彦 室長

「マイナカードの申請後、カードを作成して自治体で様々な準備をするので、申請から交付までは、おおむね1か月半かかっております」