アメリカがロシアに対する新たな経済制裁を発表し、その中に中国企業が含まれていることについて、中国政府は「強烈な不満を表明する」と強く反発しています。

アメリカ政府は24日、ロシアのウクライナ侵攻から1年になるのにあわせ、ロシアに対する新しい経済制裁を発表しました。

また、ロシアの制裁逃れに加担していた中国を含む第3国の個人や団体も制裁対象に加えられ、これについて中国政府は次のように反発しました。

中国外務省 毛寧報道官
「中国はこれに強烈な不満と断固たる反対を表明し、すでにアメリカ側に厳正な申し入れを行った」

そのうえで、「偽情報をばらまき、道理なく中国企業に制裁を科すのは、あからさまないじめとダブルスタンダードだ」と批判、制裁を撤回するよう求めています。