「この死を無駄にしてはいけない」

(山路友理さん)
「この死を無駄にしてはいけない。次に同じようなことが起こらないように、つなげて欲しいですね」

(山路徹さん)
「体調は悪くなかった。いつもと違うのは何かと言えば、その2日前にワクチンを打っていた」
「ワクチンを打って異物が体に入るわけですから、何か悪さをして引き金になったのではないか」
山路さんがTwitterにこの件を投稿すると、大きな反響が。
そして、ジャーナリストの立場から病院のスタッフや解剖医に取材を行い、兄の死とワクチン接種との関係について調べています。
「白説と黒説を…」取材ノートには考察が
取材ノートには、ワクチンとの関連について、「白・黒」両面からの考察が。
(山路徹さん)
「取材者としては白と決めつけるわけにもいかないし、黒と決めつけるわけにもいかない」
「黒説と白説を自分の中で整理した。大学病院の解剖医の話だと、ワクチンとの関連はこれまでの報告に照らし合わせれば、因果関係は認められない」

しかし『ワクチンがトリガーになって、何か悪さをした可能性は無いか』という質問には、『急激に兄が持っていた基礎疾患が悪化した可能性はある。死に至らしめるトリガーになった可能性は否定しない』と言われた。この解釈がものすごく難しいです」


今も取材を続けている山路さん。
疑わしいケースは全て国に報告して、国も徹底的にワクチンと死の関連について究明すべきだと話します。