これが「夫が倒れていた時の写真」


これがその時の写真。握られた左手から、パルスオキシメーターのストラップが見えます。


(大石アンカーマン)「握りしめていますね」

(山路友理さん)
「たぶん立ち上がって、血中酸素濃度を測ろうとして持って、そのまま倒れ込んだと思う」


医療関係の仕事をしている妻のゆりさん。

死を冷静に受け止め「何があったかを伝えなければ」と言う思いと、「人生を共に歩んできた夫の最期を、手元に残しておきたい」という思いの両方がありました。


(山路友理さん)
「夢のような感じで、現実とは思えなかった」
「具合が悪いと言って寝た訳でもなく、手に握りしめているパルスオキシメーターを見たとき、苦しい一瞬があったんだなって分かりました」


糖尿病で人工透析を受けていた厚さん。

健康を人一倍気にかけ、パルスオキシメーターは常に持ち歩いていました。

最近では主治医が太鼓判を押すほど体調はよく、血圧や体温も、正常そのものでした。


それが、ワクチン接種2日後に突然の死。

妻のゆりさんは、真実はどうだったのか解明して欲しいと訴えます。


(山路友理さん)
「これを握りしめていたのがメッセージなんだろうなと思う。一瞬で何かが起こった」

(大石アンカーマン)
「その原因を何とか解明したい?」