ウクライナ侵攻から1年が経つ中、東部の要衝バフムトではロシア側が攻勢を強め、攻防が激化しているとみられます。
東部ドネツク州の要衝バフムトをめぐり、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者・プリゴジン氏は、26日までにバフムトの北およそ2キロに位置する集落など2か所を制圧したと主張しました。一方、ウクライナ軍の参謀本部は26日、これらの集落周辺へのロシア軍の攻撃は「失敗した」としています。
プリゴジン氏は先週、弾薬などが十分に供給されていないとしてショイグ国防相らを批判。国防省側が否定するなどワグネルと軍の確執も続いていると指摘されています。
こうした中、ロシアメディアによりますと、プーチン大統領は国営テレビのインタビューで、「欧米がロシアの解体を狙っている」と発言。NATO=北大西洋条約機構の核戦力に注視しなければならないとの考えを示しました。
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