インバウンドの回復に期待が高まる中、宮崎空港と韓国・釜山を結ぶチャーター便が、計画されていることが分かりました。

これは24日、行われた宮崎県議会代表質問で、県側が明らかにしたものです。

宮崎空港と韓国・釜山を結ぶチャーター便について、県総合交通課は「実現すれば、おそらく初めて」としています。

宮崎空港を発着する国際線をめぐっては、去年11月に韓国・ソウルからのチャーター便が就航。

また、コロナ以前に宮崎・ソウル間の定期便を運航していたアシアナ航空が、今年1月から2月にかけて週2往復のチャーター便を運航。さらに、3月末から4月半ばにかけても、追加で運航することが決まっています。

一方、今月には、河野知事が、宮崎と台湾・台北を結ぶ定期便の運航を停止しているチャイナエアライン本社を訪問し、早期再開を要望しました。

県は「国際線は海外との人や物を交流を促進する上で欠くことのできない重要な交通手段」として、引き続きチャーター便の実績を積み重ね、定期便の早期再開を目指すことにしています。