少しずつ春の足音が近づく中、愛媛県松山市の伊豫豆比古命神社ではツバキカンザクラが開花し、訪れた参拝客を楽しませています。

山田祐也アナウンサー
「曇天の松山市内、きょうのすっきりとしない天気を晴らすかのように神社の境内ではピンク色の鮮やかな花が咲いています」

松山市の伊豫豆比古命神社では今月20日にツバキカンザクラが開花し、現在3分咲きです。

明るく濃いピンク色で密集して花を咲かせるツバキカンザクラは昭和30年代にこの神社の境内で見つかった品種で、接ぎ木によって県内外に広がり皇居にも植えられています。

神社の境内ではツバキの花との競演を楽しむこともでき、訪れた参拝客は徐々に近づく春の訪れを感じている様子でした。

参拝客
「すごくきれいです」
「気分は春めいてくるというか」

伊豫豆比古命神社 権禰宜鶴田晴久さん
「まだ寒い日が続くので暖かい格好をして春を喜んでもらう景色を見てもらえればと思っております」

伊豫豆比古命神社のツバキカンザクラは来月上旬から中旬に見ごろを迎えそうだということです。